児童発達支援施設に行ってみよう
あるとき、役所の人や病院からから あなたのお子さんには療育が必要です と言われたら?
療育って何???
と十分な説明もされない場合があります。
私は情報を求めて、あちらこちらに話を聞いて周り、ようやく療育にたどり着きました。
療育とは
障害のある子どもの発達を促し、自立して生活できるように援助すること
を言います。
多くの地方自治体、もしくは民間施設が療育を行うため児童発達支援施設を開設しています。
施設数は自治体によって様々で、残念ながら、肢体不自由児を扱う施設はごくわずかです。
肢体不自由の扱いに慣れない、やったことがないという理由から断られることがしばしばです。
発達障害の子どもと一緒に通うところもあります。
対象年齢
0歳から就学前まで
保護者同伴で参加が主ですが、年齢が上がるにつれ朝預けて、終了後お迎えもできるようになります。
医療ケアのある子どもの場合、施設により保護者同伴が必須の場合もあります。
送迎
車を運転できなくても、送迎してくれる施設も多いです。
条件は各施設で異なるので、直接ご相談ください。
具体的に何をするか
基本は 遊び です。
わらべ歌、絵本、工作、体操や、滑り台を滑ったり、カラーボールを小さいビニールプールに入れてゴロゴロ遊んだり、施設のおもちゃで遊んだりします。
何故、わざわざ遊ぶためだけに行く必要があるの?保護者同士の付き合いなんて面倒。ただでさえ日々の介護に忙しいのに。。。
と思いますが、メリットがあります。
- 子どもの好奇心を育てる。肢体不自由児は、多くの出来事に受け身です。反応の乏しい我が子に親も何していいか分からないまま、日々過ごしてしまいます。色んな遊びを通して、少しずつこれ好き!とか我が子の反応が増えてきます。
- 子どもの社会性を身につける。肢体不自由児も周りの環境を常に探っています。ママと2人きりではそれは必要なく、常に守られた状況なので、のんびり過ごせますが、施設に行けば先生や、他の子どもや保護者の動きなど、膨大な情報量にさらされます。多くの情報に慣れるまで戸惑って泣くかもしれませんが、慣れてしまえば、昼寝も出来るように。過敏性が高い子だからこそ、早いうちから慣れることが重要です。
- 情報を得ることができる。子どもの病気に対し、親は情報難民です。昔からの友人に相談しても誰も経験がなければ、答えを得ることができません。似た症状の子どもを育てている親に出会えれば、こんなときどうした?って相談できるのが、すごく助かります。施設の先生に相談することもできます。
申込方法
まずは各自治体の子ども福祉課、障害福祉課などにご相談ください。受給者証の発行が必要です。また、同時に通いたい施設を見学して、登園可能な日を確認しておくことが必要です。
費用
3歳児以上は、令和元年10月より保育無償化により、食費などの経費を除き無料になりました。
まずは、お気軽に役所に相談することや、施設の見学をオススメです!