障害児の我が子を愛せるか?
母親が皆、我が子を無条件に愛するとは限らない。
ただでさえ、日々泣き喚く生まれたばかりの子を前に、健常な子ですら、気が滅入る。
それに加えて、障害を持った我が子の未来が見えない状況に一人母親は涙する。
自分が頑張った先にこの子の未来はあるのか?
我が子は生まれてきて良かったのか?
何故、医者はこの子の命を助けた?
私は何かあのとき何か過ちを犯したのか?
医者があのとき判断を誤ったのでは?
愛せないのは
子宮口を経ないで、帝王切開で生まれたから?
様々な問いが頭を巡る。
3年半経って、思うのは
その思考も必要なことだったということ。
そして今は、健常な子と同じように、
障害のある子を愛してるということ。
思ってなくても子どもに 大好きだよ って
抱きしめて、キスしてると
不思議に子どもは笑顔を向けてくれるようになり
こんな不甲斐ない母親でも必要としてくれるようになる。
そうすると、あぁかわいいじゃん
って、愛がわく。
だから思う
今愛せてなくても
きっと愛せるようになると。